2025年度(令和7年度)新設・拡充された助成金・補助金まとめ|中小企業が今すぐ使えるものを厳選

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2025年度(令和7年度)は、賃上げ対応・省力化投資・デジタル化支援を中心に複数の助成金・補助金が新設・拡充されています。

「毎年制度が変わりすぎてついていけない」という経営者の方のために、2025年度に動きがあった主要制度を整理しました。使えるものを見落としている可能性があるので、ぜひ確認してください。


2025年度のキーワードは「賃上げ・省力化・デジタル化」

2025年度の助成金・補助金のトレンドは以下の3つです。

トレンド 背景 関連制度
賃上げ支援 最低賃金引き上げ・物価高への対応 キャリアアップ助成金拡充・業務改善助成金
省力化・自動化投資 人手不足対策・生産性向上 ものづくり補助金(省力化枠)・IT導入補助金
デジタル化支援 インボイス対応・DX推進 IT導入補助金(インボイス枠継続)

2025年度 注目の新設・拡充制度

① キャリアアップ助成金「正社員化コース」拡充

2025年度から、パート・アルバイト→正社員転換の支給額が1人あたり最大80万円(中小企業)に維持・拡充されています。

2024年度からの主な変更点:

項目 2024年度 2025年度
正社員化コース(中小) 最大80万円 最大80万円(維持)
有期→無期雇用転換 最大40万円 条件により変更あり
年度内申請上限人数 20名/事業所 確認要(変更可能性あり)

ポイント: 2025年4月以降に転換予定の方は、最新の要件を厚生労働省サイトで確認してください。支給額・要件が年度ごとに変わる制度のため、最新情報の把握が重要です。


② 業務改善助成金(賃上げ+設備投資で最大600万円)

業務改善助成金は、最低賃金を引き上げた事業者が生産性向上のための設備投資を行った場合に、その費用を助成する制度です。2025年度も継続されており、賃上げを予定している事業者は積極的に活用できます。

コース 賃上げ額 補助上限 補助率
30円コース 30円以上 30万円 4/5
45円コース 45円以上 150万円 4/5
60円コース 60円以上 300万円 4/5
90円コース 90円以上 600万円 9/10

対象となる設備投資例:

  • POSシステム・セルフレジ
  • 自動調理設備・配膳ロボット
  • 顧客管理・予約システム
  • 業務用PC・タブレット

ポイント: 設備投資前に申請が必要です。先に購入してからでは申請できません。


③ IT導入補助金2025(インボイス枠継続・セキュリティ枠拡充)

IT導入補助金は2025年度も継続されており、特にインボイス対応ソフトへの補助は引き続き手厚い内容です。

主な対象 補助率 補助額上限
通常枠 業務効率化ソフト全般 1/2 150万円
インボイス枠 会計・受発注・決済ソフト 3/4〜4/5 350万円
セキュリティ対策枠 サイバー対策ツール 1/2 100万円

2025年度の注目点:

  • IT導入支援事業者(ベンダー)経由での申請が必要
  • クラウドサービスの月額費用も補助対象(2年分まで)
  • 申請の公募期間が複数回に分かれているため、スケジュール確認が必要

④ ものづくり補助金2025(省力化・高付加価値化)

ものづくり補助金は2025年度も継続され、「省力化(オーダーメイド)枠」が注目されています。

補助額 補助率 特徴
省力化(オーダーメイド)枠 最大1,500万円 1/2〜2/3 人手不足解消のための自動化・省力化設備
製品・サービス高付加価値化枠 最大1,250万円 1/2〜2/3 新商品・新サービス開発
グローバル枠 最大3,000万円 1/2〜2/3 海外展開・インバウンド対応

省力化枠が2025年度の目玉:

人手不足が深刻な製造業・サービス業において、自動化設備・ロボット導入の費用を最大2/3補助します。採択競争があるため、事業計画書の質が採択率に直結します。


⑤ 小規模事業者持続化補助金(2025年度も継続)

年4回程度の公募があり、小規模事業者が最も使いやすい補助金として定番化しています。

補助上限 補助率
通常枠 50万円 2/3
賃金引上げ枠 200万円 2/3
インボイス特例 +50万円上乗せ 2/3

2025年度の注意点:

  • 公募回ごとに締切が異なるため、最新スケジュールを商工会議所または中小機構で確認
  • 賃金引上げ枠は、最低賃金より+30円以上の賃金引き上げが要件

⑥ 雇用関係の新設・注目制度

65歳超雇用推進助成金(高年齢者活躍推進コース)

65歳以上の高齢者の雇用継続・積極採用に取り組む事業者への助成金が2025年度も継続されています。

内容 助成額目安
高年齢者無期雇用転換コース 1人あたり最大48万円
高年齢者評価制度等雇用管理改善コース 最大60万円

人手不足業種で高齢者の活躍推進を検討している事業者には使いやすい制度です。


業種別・2025年度に特に使いやすい組み合わせ

飲食業・小売業

制度 活用ポイント 優先度
業務改善助成金 賃上げ+POSレジ・自動釣銭機 ★★★★★
IT導入補助金(インボイス枠) 会計・レジシステム ★★★★
持続化補助金 SNS広告・HP制作・デリバリー対応費用 ★★★★
キャリアアップ助成金 パートの正社員化 ★★★

製造業・サービス業

制度 活用ポイント 優先度
ものづくり補助金(省力化枠) 自動化設備・ロボット導入 ★★★★★
業務改善助成金 賃上げ+生産設備更新 ★★★★
IT導入補助金 受発注・在庫管理システム ★★★
人材開発支援助成金 技術研修・資格取得支援 ★★★

創業・新規事業

制度 活用ポイント 優先度
持続化補助金 販路開拓・広告宣伝費 ★★★★★
各自治体の創業支援助成金 地域によって手厚いサポートあり ★★★★
IT導入補助金 Webサイト・予約システム構築 ★★★

2025年度の申請スケジュール目安

制度 主な申請受付時期 注意点
業務改善助成金 通年(先着順) 年度末は申請集中で締切前倒しの可能性あり
IT導入補助金 春〜秋(複数公募) 公募期ごとに締切あり
持続化補助金 年4回程度 締切後は次回公募まで待つ必要あり
ものづくり補助金 年2〜3回 事業計画書の準備に1〜2ヶ月かかる
キャリアアップ助成金 通年(転換後6ヶ月で申請) 転換前の計画書提出が必須

よくある質問(FAQ)

Q. 複数の助成金・補助金を同時に申請できますか?

A. 基本的に可能です。ただし同一の設備・費用に対して複数の補助を重複して受けることはできません(重複申請の禁止)。複数制度を組み合わせる場合は、専門家に相談することをおすすめします。

Q. 2025年度の制度は今から申請できますか?

A. 制度によって公募期間が異なります。通年受付の助成金(キャリアアップ・業務改善等)は随時申請可能ですが、補助金は公募期間が限られています。まず「自社が使える制度の洗い出し」を行い、スケジュールを立てることが重要です。

Q. 制度が毎年変わるので追いかけるのが大変です。

A. おっしゃる通りで、毎年の予算・要件変更は専門家でも追うのが大変です。助成金コンサルや社労士に依頼することで、最新情報の管理と申請タイミングのアドバイスを受けることができます。


まとめ:2025年度は「賃上げ×設備投資」のセット申請がお得

2025年度の助成金・補助金の最大の特徴は、賃上げと設備投資を組み合わせることで複数制度を同時活用できる点です。

  • 賃上げを予定しているなら 業務改善助成金 を先に申請
  • ITシステム導入なら IT導入補助金(インボイス枠)
  • 人を採用・育成するなら キャリアアップ助成金+人材開発支援助成金

「自社に何が使えるか」を正確に把握するだけで、受け取れる金額が大きく変わります。


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